頭はからっぽ、目的もない。ただふらふらと歩いている時、
一瞬、キラメキの神というものが降りてきてくれる。
その神は、私が今まで見過ごしてきたものに
キラメキとイロメキとツヤメキを宿し、やがて去っていく。
残されたのは、なんの変哲もない風景のみだ。