2020.1.27(MON)
「ream」って何ですか?
と、名刺をお渡しする度に聞かれます。
疑問を持ってくださるのは、とてもありがたいです。
紙を数える単位。記号 rm. 四八〇枚、または五〇〇枚。
日本ではなまって「連(れん)」となった。(三省堂 大辞林 第三版)より
●紙媒体のデザインがお仕事ということで紙にまつわる言葉
●響きがよい、字面がよい
●日本語の「連」という言葉から人とのご縁やつながり、継続性を感じた
上記のことから付けた屋号です。
これは、私が事務所を立ち上げる前に
ひとりでやっていたフリーペーパーもこの名前でした。
屋号を名乗るのは、最初は照れました。
でも、もう慣れました。
今だに言えないのは、「デザイナーです」
「グラフィックデザイナーです」
はずかしい…。
なので、「グラフィックデザインやってます」
と言います。
同じ意味でも、全然違うのです。
2020.1.24(FRI)
若気の至り
先日1/18(土)、母校の学科設立20周年記念パーティに、
現在同じ職場で働いている同級生と行ってきた。
同時に、卒業制作展もやっていたので、
私たちは少し早めに行って観ることにした。
学生の溢れる情熱、たとえ現実にならない企画でも夢見る感受性。
自分にも、こんな時があったのだろうか。
さて、パーティーの時間だ。
会場に行くと、幹事を務めている同級生が迎えてくれた。
変わらないなあ、ヨコさん。
でも、もう立派な父親なのだ。
そして、お料理は西荻窪のTrattoria29!!美味しかった〜
こちらも、同級生のお店。これを食べに来たと言っても過言ではないよ。
私たちは、学科が設立した時にちょうど入学した1期生だ。
それがもう20年も前になるのだから、
そりゃ、校舎も年期が入るわ。
ほろ酔いになりながら当時お世話になった教授や
年下(なんと17歳も!)の後輩と今と昔を語れる幸せな時間。
みんな本当に多方面で活躍している。
ノージャンルというのが私たちの学科の弱点でもあり、強みでもあるわけで。
会場のすみっこにふと目をやると、
今までの卒業制作展のカタログがずらりと並んでいた。
ひえ〜!なつかしはずかし〜!!
おそるおそるページをめくると、そこから
ほんのちょっと情熱的な、かつての私が語りかけてきた。